SOSU、マイコです。
あっという間に、12月中旬ですね!!
『みんなで学ぼう☆住まいのこれから勉強会』開催致しました。

みんなで学ぼう住まいのこれから勉強会
平成30年12月10日(月)、第3回『みんなで学ぼう住まいのこれから勉強会』を開催いたしました。
横浜市立大学 より
石川 永子 さま
合同会社 人・まち・住まい研究所 より
代表社員 浅見 雅之 さま
溝呂木 百合 さま
香川大学 より
磯打 千雅子 さま
サンサポートオカヤマ より
佐藤 香名 さま
そして、今回は、浅見先生のご紹介で、特定非営利活動法人 神戸まちづくり研究所 理事長 野崎 隆一 先生 もお越しくださいました。
阪神淡路大震災以降、復興町づくりに尽力されてきた先生です。

野崎 隆一 先生
『コレクティブハウス』について、ご講演いただきました。詳しくは、レポ第2弾で書きます。
実際に今、真備で集合住宅を検討されている団体がいらっしゃるので、リアルなお話が聞けて、大変参考になりました。
倉敷市真備、総社市から、被災された6名のみなさまがお越しくださり、今の課題をシェアしあいました。
皆さま関心が高かったのは、見積書の見方と保険について。
見積書は、実際に被災された方が、業者にもらった、リアルな見積書をお持ちくださり、それを見ながら、リフォームの専門家:溝呂木先生が具体的に、丁寧に一つ一つ回答してくださっていました。
ちょっと、ネット上で詳細に説明はできないので、ご了承ください。
書けそうなことだけ、以下に抜粋します。
見積書☆ミニアドバイス

会場の様子。マイクの女性:溝呂木先生
とても細かい見積書をお持ちくださっていて、溝呂木先生が、価格や項目が適正かどうか、また、何のことなのか、説明をしてくださいました。
細かな項目について
よくわからないものは、遠慮せずに業者に聞いて、カタログを見せてもらうなど、よく話し合って、納得がいってから契約するのが大切とのことでした。
また、
『○○一式、何円。』以上!
みたいな見積もりは、あまりよくない見積書。
内訳を出してもらうことが、『こんなはずじゃなかった!』とか、『これは含まれてなかったのぉ!?』を防ぐためにも、大切とのこと。
『別途』について
見積書にある、『別途』というのは、その見積もり書の、総価格の中には含まれていないものという意味だそうです。
これから、確認がいること、手を付けるかどうか、判断が必要なことなどが、『別途』として記載されているそうです。
だから、その工事が必要になれば、その分、プラスの費用がかかるということです。
トイレについて
トイレはタンクレス、ウォシュレット一体型はやめておいたほうがいい。
便器は相当長持ちするけど、ウォシュレットは便器より早く壊れる。その時、一体型だと、便器ごとチェンジしないといけなくなるから。
- 便器
- タンク
- ウォシュレット
3点セットのものがいいそうですよ。

↑↑↑【例】※私が説明用に勝手にリンクを引っ張て来ているだけで、この商品を溝呂木先生がお勧めしているわけではありません。
以上、簡単ですが、一部をご紹介です。
会場にお越しくださった皆様から、活発に質問が飛び交い、盛り上がった見積もりタイムでした。
保険ミニアドバイス

火災保険について 第2回の様子:講師:佐藤さん
保険については、ファイナンシャルプランナー、佐藤 香奈さんに、具体的な質問が寄せられました。
これも難しくて、私にはとても説明しきれません (*_*)
詳しくは、第二回の投稿(保険編)をご覧ください。
自分的に、今回、すごく勉強になったのは、家財保険について。
家財保険をかけておくことも大切。特約とか、あるらしいですね…。
家財保険について
家財保険は、壁や床、敷地にくっついていないものが対象。要は、コンセントを抜いて持ち運べるものが対象。
テレビ、冷蔵庫、電子ピアノ、パソコン、扇風機などなど、結構、こまごま対象になります。
そして、家財保険の補償額は、どの程度が妥当額なのか…。
佐藤さんの話では、100万円では、いざという時、一式そろえようと思うと、とても足りない。
500万円くらいあれば、普通の日常生活で困らない程度にそろうのではないか、とのお話でした。
また、保険の契約内容をよく確認し、日常のちょっとした事故でも保険が下りる場合が多々あるので、細かく請求して、賢く保険を使ってほしいとのお話が出ました。
家財保険は、車の保険みたいに、保険を使った回数によって保険料が翌年上がったりとか、一切ないそうです。
例えば、
- コーヒーをこぼしてパソコンが壊れた。
- 子どもが重たいものをぶつけて、食器棚が割れた。
- 窓ガラスが割れた。
などなど、故意に壊したものでなければ、対象になる!そうです。
被災者の皆さまだけでなく、私も磯打先生も、『へぇ!』の嵐でしたw
マイコ的まとめ

それにしても、被災者の皆さまって、難しい課題を次々こなされていて、本当にすごいなぁって、尊敬しました。
大変ですよねぇ、本当に…。
今回のような会が、少しでもお役に立てたらうれしいなぁ、とつくづく思いました。
レポ第二弾は、野崎先生の、『コレクティブハウス』について。
この内容は、第1弾レポのような、たちまち『今』、目の前の課題ではないのですが、被災に関係なく、これからの地域での住まい方、人とのかかわり方に関する、深いお話をお伺いすることができました。
とても、『愛』溢れる先生に、またまたお会いすることができ、本当に幸せです。
『お金ももらえないのに、よくやるよねぇ…。』
みたいなお話をされることが、ごくたまぁにあるんですが、本当に、理屈じゃないんですよね…。
今まで出逢ったこともないような方に出逢い、同じ時間を過ごせることが、ただただ、幸せなんです。
今は、それだけでいいなぁと思っています。
『お金』が目的じゃないからこそ、巡り合えるご縁が、確かにあります。
お互いのやりたいことがリンクして、無理なくつながるご縁。
拡がる世界。
そのことに、ただただ、感謝しています。
この企画は、ベネッセ子ども基金さまのあたたかいご支援により、開催いたしました。ありがとうございます。
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