SOSU マイコです。
2019年、始まりましたね!!
楽しい企画をたくさん考えていきますので、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
平成31年1月13日(日)10時から、岡山県総社市中央のFun Life Center Building 1階にて、新年初イベントを開催いたしました。
神楽ワークショップ『備中神楽のい・ろ・は』

SOSU&備中神楽ワークショップ
SOSUって何!?

SOSU
SOSU(素数)は、平成30年3月に発足した、総社市在住現役ママ発のボランティア団体です。
『子育てをもっと、楽しもう!』をテーマに、
- 子どもにもっと、体験を
- 大人にもっと、チャレンジを
という、ダブルスローガンを掲げ、親子双方が楽しめるイベントを開催しています。
子どもに様々な実体験をプレゼントし、親以外の、多様な大人に出逢い、親とは違う文化に触れる機会を創出すること。
また、大人自身のスキルを活かした新しいチャレンジを後押しする。そんな願いを込めて活動を開始しました。
平成30年6月に初めてのイベント『巨大アート×アロマクラフト』を開催し、

第一回目のイベントの様子
『巨大アート&アロマクラフト』
7月には西日本豪雨が発生しました。

平成30年7月16日(月)急な声掛けにもかかわらず、集まってくださった、託児スタッフの皆さま。
3連休託児ボランティアをきっかけに、とにかく、目の前必要な支援を、スピーディーに実行しようと、たくさんの皆様にご協力いただきながら、半年間で合計15回以上、様々なイベントを企画・運営することで、被災された親子の居場所づくりを行ってきました。

真夏の雪まつりへ、ご家族&託児での引率 SOSU&PWJ
そして、今回開催した、神楽ワークショップイベントを迎えました。
本来の主旨に基づいた活動と、西日本豪雨復興支援活動。両方が合わさる形で実現し、主催側にとって、とても感慨深いイベントとなりました。
備中神楽いろは

御幣づくりの様子 備中神楽 今野 友紀 さま
今回の企画は、備中神楽さまとのコラボイベントです。
観たことはあっても、なんだかよく分からない、神楽の世界。
せっかくなら、どんなことをしているのか、何を言っているのか、解説を聞き、学びながら観てみたい。
また、備中神楽のみなさまは、西日本豪雨の被災地復興支援活動として、神楽を楽しんでいただく機会と、神楽を子どもたちに伝承していくため、何か新しい方策を探していらっしゃいました。
SOSUと備中神楽の『やりたい!』がリンクして、今回の企画が生まれました。
親子共演『猿田彦の舞』

『猿田彦の舞』解説と記念写真の様子
初めに、神楽って何なのか、ざっくりとした説明があり、その後、道開きの神『猿田彦の舞』を観賞しました。
この『猿田彦の舞』、本当に素晴らしかったんです!!
舞ってくださったのは、田原 佳典さま、琉偉くん(8歳)、親子。
琉偉くんは、3歳から神楽を習い始め、すでに5年の神楽歴。
習い始めたのは、琉偉君の方が先だそうです。
付き添っているお父さんに、『そんなに神楽が好きならお父さんも習ったらどうですか?』ということで、お父さんの方が、後から習い始めたそうです★

備中神楽練習の様子(写真提供:備中神楽 酒井 俊治さま)
親子で神楽が大好きで、練習を重ねてこられたこと。
本当に、尊敬の気持ちでいっぱいです。
見事な舞をご覧ください☆
迫力のある声に、素晴らしい舞!
8歳の琉偉君に、目が釘付け。
お父さんと二人一緒に舞うことで、お互いの舞がさらに映えて、本当にすごい迫力でした。
かっこいい!!
大人はもちろん、子どもたちも、自分たちとあまり年の変わらない琉偉君の見事な舞に、ものすごく感激し、すっかり魅了されていました☆
本当に素晴らしかったです。
目の前で感じる、生のエネルギー。
まさに、『今』この瞬間に生み出されるもの…。
言葉は必要ないなぁと思いました。
目の前のエネルギーを肌で感じるだけで、子どもたちにとって、ものすごくインパクトのある体験になったことを確信しました。
舞が始まる前に、この場で舞うまでに、練習を重ねてこられたことについて、皆様の神楽への想いについて、お話をしてから始めていただきました。
結果を生み出している、今までの過程に、目を向けてほしかったからです。
敬意をもって、観賞する。
ただ観るだけでなく、子どもたちには、視点をあたえてあげることで、吸収するものは格段に上がります。
『神楽、習いたい!』
『かっこよかった…。』
『すごかった!!』
目をキラキラさせながら、感想をどんどん教えてくれました。
琉偉君がいてくれたおかげで、子どもたちは、神楽を、一人称で感じたようでした。
琉偉君、そして、お父さん。本当にありがとうございました。
備中神楽:酒井 俊治さまの、見事な神楽太鼓と合わせ、どれが欠けても生み出せない、親子で学ぶものがたくさんある、素晴らしい舞でした。
御幣づくりに挑戦☆

御幣づくりの様子
会場には、2歳から83歳まで、老若男女、本当に多世代が集まり、みんなで御幣作りを行いました。
材料は、半紙と竹。
備中神楽:今野さんが、型紙を用意してくださり、はさみをもってトライ☆
なかなかややこしくて、ちょっとした脳トレ状態w
分かった人が手伝いながら、みなさま、手作り御幣の出来上がり☆
最期に、どうやって使うのか簡単にレクチャーしてもらい、決めポーズ☆
教えあうことで自然と会場内の交流が生まれ、あたたかな時間でした。
このまま休憩をはさみ、大国主の命の舞へ。
福の種まき『大国主の命』の舞

大国主命の舞&福の種まきのようす。
舞ってくださったのは、備中神楽:酒井 俊治さま。
大国主命に負けないくらい、笑顔が素敵な酒井さま。
穏やかな中に、静かなすごみのある、素晴らしい舞を披露してくださいました。
伝統をずっと受け継いでこられたお背中に、見事な鶴と亀が☆
舞も衣装も、本当に素晴らしく、感動いたしました。
舞の最後には、楽しい『福の種まき!!』
会場の皆様に、2019年の『福』を、たくさん持って帰っていただきました。
皆様に、たくさんの『福』が訪れますように!!
軽食&交流タイム

SOSUカフェ
すべてのプログラムが終わり、約1時間の交流タイム。
今回は、総社市門田の『パンライフ』さまにお願いしました。
『総菜パンと甘いパン、〇個お願いします!』という、ざっくりとしたお願いにもかかわらず、合計16種類もの、様々な種類のパンをご用意くださり、届いたパンケースを見て、感動しました。
ずらりと並んだおいしそうなパンを見ているだけで、パンライフさまの『愛』が伝わってきました。
急なお願いにもかかわらず、本当にありがとうございました。
マイコ的まとめ

SOSU&備中神楽ワークショップ
SOSU、備中神楽さま、および、会場のみなさまの『やりたい!』が融合して、唯一無二の時間・空間・体験『SOSU(素数)』が、また一つ、形になりました。
『想い』は、『行動』さえすれば、『実現』する。
個人的な確信を深めた一日でもありました。
会場には、西日本豪雨で被災された皆様も、たくさんお越しくださいました。
地域の皆さま、総社市外の、神楽好きの皆さまも、会場に足を運んでくださいました。
SOSUだけではリーチできない皆さまと、備中神楽さまとコラボすることで、出逢うことができました。
1+1=3
常識や決まりにとらわれず、自分たちで新しい文化を創る。
これからも、そんな皆様と出逢い、新しい価値を生み出していきたいです。
2019年は、この半年間中心で行ってきた西日本豪雨被災地復興支援と並行して、地域の皆さまにも楽しんでいただけるようなイベントをたくさん企画していきます。
ぜひ、SOSU『唯一無二の遊び空間』へお越しになってくださいね☆
会場でお会いできる日を、楽しみにしています。
参加者の声

親子共演『猿田彦の舞』
感想・ご意見等
- 神楽は初めてで、かっこよい舞でした。
- 椅子席もあり、高齢者への配慮もある施設でよかった。
- とても楽しかったです。あたたかい場。近くで神楽を見ることができて、よい体験ができた。
- 今日もすてきな企画をありがとうございました。
- 御幣づくり、自分で作れるようになると楽しいですね。作り方の説明を、もう少し分かりやすくする工夫が必要だと思う。(←提示の仕方や手順を含め、事前確認をもう少しお互いにすることで改善していきたいと思います。)
- 神楽について、また、知ることができるとありがたいです。
- 衣装についてなども知りたい。
- 総社社中(かんなぎ)とSOSUのコラボにより実現した、見事な企画・講演であり、新たな試みと感銘しました。今後の継続と徐々にでも発展を祈ります。
- お母さんと子ども中心にこのような『神楽いろは』を学ぶイベントを行うことは、大変意義深いと思います。神社の境内で夜を徹して行う神楽はもちろん素晴らしいし大事にする必要があるが、この企画のように多くの方に理解してもらう次世代につなぐ企画は大事だと思う。今後も続けてバージョンアップしていってください。
- 非常に良かった。こういう規模での催しは親しみやすさがあってよい。セッティングとか、片付けに参加者が協力するような仕組みをもっとしてはどうか。(←検討いたします。片付けについては、参加者の方にも、お手伝いいただきました。ご意見をありがとうございます。)
- 子どものころに何度か見た記憶があり懐かしく思い出されました。でも、数十年来全く神楽らしきものを見たことがなく、本日は楽しかった。ありがとう。
- とても楽しく、また、脳を使い、久しぶりに考えることをしたかな?と災害後初めて思いました。
- 子どものおもちゃもよかったけれど、イベント途中で遊んでしまい、イベントを楽しみに来られたお気持ちを害してしまったと反省している。(←SOSU的には、子どもの自然な姿だと思っています。大人の都合を押し付けるだけでなく、子どもの立場にたって、大人も子どもも双方楽しめるような運営を模索し、工夫していきたいと思います。)
こんなイベントがあったらいいな。
- 昔を思い出させてくれる催しは嬉しい。
- 今後の継続に期待する。
- 男性の方に、コマ回しを教わりました。気さくに教えてくださり、感謝。老若男女楽しめる場所・集える場所の企画を期待します。
- 食事付きの子どもと遊べるイベント。以前参加した、アクリル絵の具はとても楽しかった。親子で遊べるおもの。
- 子ども向けの楽しいアクティビティ、工作、親子クッキング、親子とのかかわり、しつけ。
- 伝統文化に触れる企画。子どもたちと一緒に楽しめるとよいですね。
- もっと、伝統芸を見る機会が増えればよいと思っています。
- 音・舞・食に興味があります。和のイベント素敵です。
- 将来これが原点となって、町おこしになることを期待します。
西日本豪雨復興支援について
- ヨガ・ストレッチ・健康に関する企画があるといいな。
- 家の見積もりが出ないので、いろいろな目途が立たない。早く戻りたいなぁ…。
- イベント企画が小中学生対象が多いので、幼児でも参加できるとありがたい。
- 今回のように、総社でのイベント開催。多くの方が総社のみなし仮設に入居されているといるが、仮設住宅と違い、借り上げみなし住宅は、独りぼっち感が強いです。
- 高齢者も含め、気楽に集える交流の場、助かります。ありがとうございました。
- 総社でイベント(なんでも)あれば喜んで参加したいです。ひと段落して、気合や張りがない時期ですので…。
Special Thanks
備中神楽の 今野 友紀 さま、酒井 俊治 さま、田原 佳典さま、琉偉さま。
Fun Life Center Building オーナーの、あさのクリニック院長 浅野 直 さま。
総社市門田『パンライフ』さま
総社市 ヒーリングサロン『陽』さま
『山陽新聞』さま
FMくらしき『おまかせラジオ』小橋さま
総社市 および、総社市教育委員会さま
本当にありがとうございました。
※この企画は、福武教育文化振興財団さま助成により開催いたしました。あたたかいご支援に感謝いたします。
次回開催『豆だ!豆腐だ!節分だ!!豆、マメ、ま~め☆豆祭り
2019年招福☆食育イベント。
(株)大森豆腐さまとコラボし、節分にちなんで、みんなで豆料理を作り、食について学ぼう!!
豆乳は何度で湯葉になる!?
親子で実験しながら、おいしくお豆を食べちゃおう☆
最期は、巨大な鬼がやってくるかも!?
お孫さんとのご参加も、大歓迎です☆
【日時】
平成31年2月3日(日)
10時から13時まで
【場所】
総社市中央2丁目2の8 FLCB 1階
【参加費】
一人につき、500円。
西日本豪雨で被災された方 無料。
【共催】
(株)大森豆腐さま
※詳細リンク作成中
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