SOSU マイコです。
令和元年6月30日(日)岡山県総社市内FLCB1階にて『絵の具であそぼう!SOSUアート』を開催いたしました。総勢35名でにぎやかに遊びました。
アートイベントは、今回で3回目です。
SOSUは子ども発を大切に考えています。
やりたいことを、ありのままに。
普段は大人に止められてできないようなことを、思いっきりさせてあげたいと考えて運営しています。
※この企画は、(財)福武教育文化振興財団助成事業です。
■目次
アクリル絵の具で遊んだよ。
ダイナミックに遊ぶための仕掛けづくり

準備の様子。大量の段ボールを用意しました。
絵の具遊びは準備が大変ですね…。
よくこんなに2人でブルーシートを張ったもんだと思います☆
半日かけてはりました。
SOSU的遊び方で、室内で絵の具を使いまくるには、これくらい防御しないと汚れがついてどうしようもありません。前回の反省から、念入りに準備。
できるだけ子どもがストレスなく思いっきり遊べるように工夫しました。
そのかいあって、子どもたちは大喜びで遊びました。
アクリル絵の具や道具類は前回(11月)の残りを使いました。

かき集めた廃材と、材料。
- 段ボール
- 布の端切れ
- トイレットペーパーの芯
- 紙皿
- ヨーグルトパック
- 石
- 新聞紙
- かまぼこ板
- ガムテープ
- ハサミ
- カッターナイフ
- ハケ
- 筆
- アクリル絵の具
- バケツ
- ボール
好きな材料を自分で組み立てて遊びます。
カッターナイフは大人監督のもと使用させました。
とにかく自由に、何をやってもいいのがSOSUです。

開始後30分くらい。思い思いの廃材で遊ぶ様子。
はじめに、みんなの紙皿パレットに赤、青、黄色の3色を出して配り、色の足し算を楽しんでもらいました。
色の変化の表を壁に掲示しました。
子どもたちはそれぞれ、変化する色を楽しんでいました。
車、家、レストラン、新幹線…。
廃材を上手に組み合わせ、色んな作品が出来上がっていきました。

製作に熱中する子どもたち
絵の具祭り☆ヒートアップ

出来上がったアート作品たち
真備のぶどうの家BB 井上さんと20歳の山口大学の学生さんが、イベントのお手伝いにきてくださいました。
この夏休み、真備で他県の大学生3人で、子どもたちの学習支援に取り組むとのこと。素晴らしいなぁと思いました。SOSUも応援しています☆
お手伝い、ありがとうございました!
井上さんと大学生のお姉さん、とてもダイナミックに遊んでくださいました。
画材はモノだけじゃありません。
人もキャンパスになりますw

ボディーアートにいたずらアート。お母さま作ピンクマーメイドちゃん。
子どもに汚されまくって楽しんでいる井上さんを横目に、最初は汚れを気にしていた様子のお姉さん。
不思議なもので、一回汚れるともう、どうでもよくなるんですよね!(経験済)
おでこにまで描かれて、着替えもないのにエラいことになっていました☆
最後は段ボールを車の座席に敷いて帰宅する事態に(/ω\)
こんなことしたら、普通は怒られますよね!
でも、SOSUのイベントは『いいねぇ!』って笑って褒められちゃうから不思議☆
お姉さんも、いろんな枠が外れたんじゃないかな。
子育てって、大人の枠をいかに外すかだなぁと思うことがよくあります。
子どもは、大人の常識や想像を超えたことを平気でやってきます。
見ているこっちも楽しい、いたずらタイムでした。
時間を追うごとにヒートアップしていく子どもたち。
絵の具をぶちまけてスケートする子まで出現!

絵の具スケートを楽しむ子たち
絵の具をこぼしたのをきっかけに、絵の具のうえでツルツルスケートをして遊び始めました。
それを見てわらわらと寄ってくる、やんちゃ組。
キャーキャーワーワー、つかんで転んで、大騒ぎ。
さらにお水をぶちまけようとしたので、たまらずストップ。
自由に遊んだ後の後始末は自分たちでさせました。
今日は館内かつ、お友達がすぐ横で作品を作っていたので、私は止めました。
が、『こういう活動こそ、もっとさせてあげたいね!』って、ナオさん(SOSU副代表)は熱く語っていました。
大人がそばにいたので、やっぱり子どもの活動を止めていたこと。
できれば大人はもっと離れたところで見守るほうがよかったね。など、
ナオさんは私より3倍は枠が外れてるので、今回のイベントでは、これでも子どもを制限しすぎたと反省していました。
私はまだまだ修行が足りないなぁと勉強になりました☆
ナオさん、師匠と呼ばせていただきます!
イベント後子どもに本気で遊ばせてあげるには、やっぱり外じゃないとダメだね、って意気投合しました。
が、ここまでさせてくれる場所がないんですよね…。子どもを好き放題遊ばせてあげられる場所が、今は本当にないんです。何かとダメダメばかりで…。
いい場所があったら教えてくださいね!
マイコ的まとめ

片付け後、一緒に遊ぶ子どもたち&親。
SOSUのイベントは、昨年に6月に開始してから28回目を迎えました。
昨年の3月に発足したばかりで、たった一年でよくこれだけやってきたなぁと我ながら思います。
ありがたいことに、SOSUイベントには、リピーターの方が多く来てくださっています。
皆さまに再会できるのを、私もナオさんも、子どもたちも、みんな楽しみにしています。
『今日は誰が来るの!?』って、娘たちはワクワクして聞いてきます。
イベントに参加してくださっているお母さまとも、
『なんかもう、この久しぶりに会った感、親戚みたいだよね。いとこって感じ!?』
と笑いあいました。
SOSUは、親と子ども双方の第3の居場所を創出するという大きな目標に取り組んいます。
私たちが勝手に思っているだけでなく、こんな声が参加者の方から聞けるようになってきたことを、すごくうれしく思いました。
わが子とも一緒に育ちあってくださり、本当に感謝感謝です。
親も子どもも、気取らなくていい。
ありのままでいい。
やりたいことを、やりたいようにやったらいい。
気分転換にスカッとしに出かけられる場所。
日常とは違う、他の役割でいられる場所。
そんな楽な居場所として機能していくように、これからもいろんなイベントを地道に実施していきたいと思います☆

次回開催予告 SOSU チャリティー音楽会

昨年の西日本豪雨で被災されたSOSUリピーターのママさんとのコラボイベントです。
吹奏楽の経験を活かし、現役ママさんたち3人で結成した『ママトワムジーカ』さまをお迎えして音楽会を開催します。
参加者の声

西日本豪雨発生からもうすぐ1年。
SOSUは、この1年で27回の支援イベントを開催してきました。
イベント後には、必ずアンケートを取り、皆さまのリアルな声をお届けしています。
SOSU単体ではできない支援も、声が届くことで実現するといいなぁ。
そんな願いを込めてそのまま投稿しています。
やっと一年、まだ一年…。道のりはまだまだ、長いですね。
また、息抜きをしにきてくださいね!
子育ては被災したしないに関係なく、第3者の支援が必要です。
同じ願いから、一般の方の声も載せています。
感想
- 久しぶりにイベントに参加することができ、有意義な時間が過ごせました。イベントならではのダイナミックな遊びとのびのびとした子どもの様子が見られて嬉しく思いました。
- こんな豪快にペイントできるイベント、とても楽しかったです。親も素敵なイベント。ありがとうございました。また参加したいです。
- とても楽しかったです。前回も参加していた分、容量が分かっていて好き放題はじけさせていただきました。本当に家や園ではできない企画をありがとうございました。今日のイベントもサイコーに楽しかったです。
- 普段は汚い!汚れる!とさせてあげられないことを自由な発想で心ゆくまで楽しむことができたようです。親子ともに楽しい時間を過ごせました!
- ちょうど最近子どもが段ボールで家を作りたい!と言っていて、とてもタイムリーに遊べてよかったです。
- 赤ちゃんをみていて、創作の様子を遠くから見ていましたが、見ているだけで自然と笑っていました。楽しそうで嬉しかったです。
- とても子供が楽しんでいて、私も楽しめました。
- 普段なかなか絵の具で遊ばせられないので、とても楽しそうでした!ありがとございました。
- 楽しく参加できました。子どもも楽しそうでした。
子育てで困っていること、こんな支援が欲しい
- ワンオペで目まぐるしく日々の生活を送っているので、今回のように日常を忘れ、支援者の方に子どもをお願いできる時間はとても貴重でした。普段ももっともっと遊ばせてあげたいけれど、移動が限られるのでついつい参加をためらってしまいます。
- 夏休み等、長期休みの時、子どもが学年関係なく参加できるイベント。
- とにかく親が忙しくて、いっぱいいっぱいで子どもにかまってあげられない。大人も子どもも はけ口が必要。
- のびのびと身体を動かして遊べる場所が少ない。
- 自由に遊べるだけでとてもありがたいです。
- こんな風に、熱中して遊べる企画。
- お下がりや学用品。高くて購入が大変。
- 日曜日にイベントがあったら来れる。
被災から一年たって…。
- 子どもの学校が被災し、遠方への通学が続いています。復興まであと少し。親の踏ん張り時だと思い、過ごしています。
- ひたすら前向きに考えています。
- 分かっていたけれど、大工さん不足でいざリフォームが決まっても、何も前に進まない。
- 取り残された気分になる。あまり進んでいないのに、周りに忘れられている感じがして…。複雑。
- 真備に戻って、逆に孤立しないか…。今まで子どもの送迎などで話す機会があって、ホッとしていたが、どうなるかなぁ…。変化についていきたくない自分がいます。
※この企画は(財)福武教育文化振興財団助成事業です。あたたかいご支援に感謝いたします。
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